資源プラ協会なごやラボの本堀です。だいぶ寒くなって参りましたね。
これまで我々が挑戦し続けてきた「資源プラ」という取り組みも、最近は様々なメディアでご紹介して頂く機会が増えて参りました。
ひとえに会員の皆様のご助力の賜物でありまして、この場をお借りして謹んでお礼申し上げる次第です。
しかし、リサイクルの現場を眺めてみますと、状況は複雑化し、混沌を極めています。不安を抱えている会員の皆様も多く、我々にも多くのご相談が寄せられています。
この様な状況を鑑み、資源プラ協会では、今一度、“原点”を振り返る営みを始めました。
その手始めとして、「事業とは何か?」、「事業とは如何に在るべきか?」という点を理事会で考えてみる事にしました。
「事業」という言葉は、中国の古典の一つ「易経」の繋辞上伝に記されている文言に由来しています。
この記述に因れば、事業とは「時々刻々と変化する事象に適切に対処しながら発展し続け、その結果として社会に貢献する事」であるといえましょう。
我々の取り組む「資源プラ」という営みも社会に貢献するための事業の一形態である事になります。
そして事業には必ず「目的」が存在する訳でありまして、その目的を達成するためには周到な「計画」を立てる必要があります。
これは事業の内容が、営利、非営利に関わるものでなく、その目的を達成するために、「安定」かつ「持続的」な運営が求められるが所以であります。
こんな感じで資源プラ協会の理事会では、当たり前の事を、もう一度、噛みしめるかの様に、一つずつ丁寧に整理しています。
一見すると無意味な取り組みに見えるかもしれませんが、現在の混沌とした世の中にあっては、行き先が見えなくなったら、今一度、原点に立ち返って整理し直すという営みが案外効果的に作用する事があるのです。
資源プラ協会の理事会では、日々、こんな営みが繰り返されているんです。
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