一般社団法人資源プラ協会では、社会における「プラスチックリサイクルの理想形」の構築を目指し、日々様々な角度から調査研究活動を展開しています。
特に月一回開催される理事会においては、豊富な業務経験と深い専門性を有する理事たちの間でプラスチックリサイクルに係る課題について幅広く議論を行っています。
この理事会での議論の成果は、会員ページでの記事やレポート、セミナーの形で会員の皆様に公開されています。
でも、”プラスチックリサイクルに係る課題”と申しましても、様々なものが膨大に存在する訳でありまして、情報を整理しながら理事各位の目標を同じ方向に向け、目標達成のために必要な要素やアイデアをまとめ上げていく必要があります。
そこで資源プラ協会理事会においては、平田陪席参与の発案で「マンダラチャート」による“頭の体操”を進めています。
マンダラチャートについては、ご存知の方も多いかと思いますが、簡単に言えば「目標達成のためのフレームワークのひとつ」です。
9マス×9マス=81マスから成るチャートの中心に達成したい「目標」を記載し、その周囲のマスに目標達成の為に必要な「要素」を記入していきます。
この作業を通じて目標達成に必要な要素を”可視化”し、目標に向かって行動する事が可能となるのです。
資源プラ協会理事会においては、チャートの中心部のマス目に記す目標を「“持続可能”なプラスチックリサイクルビジネスモデルの提案と普及」に設定し、各理事がそれぞれの立場から目標達成に必要な要素を記してチャートを作成しています。
出来上がったマンダラチャートを見くらべてみますと、それぞれの背景や専門性の違いが如実に現れており、同じ目標であってもアプローチの違いが明らかとなり、実に面白いものです。
マンダラチャートは、シンプルな構成でありながら、目標達成に必要な要素を可視化する事ができるフレームワークであり、作業を通じて理事の意思や目標を共有する事が可能となります。
個人でも使う事ができますので、課題の解決や目標の達成のために一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
資源プラ協会理事会では、プラスチックリサイクルの明るい未来を目指して、”頭の体操”に勤しんでいるのです!
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