資源プラ協会なごやラボの本堀です。明けましておめでとうございます。
今年も資源プラ協会はプラスチックリサイクルの未来を切り開くため、様々な活動を展開して参りますので宜しくお願い致します。
さて、私が担当するなごやラボでは、プラスチックリサイクルにおける科学的・技術的な範疇の調査研究活動を受け持ち、その成果は会員ページや動画配信、当協会主催のセミナー等を通じて会員の皆様へ還元させて頂き、皆様の事業活動にお役立て頂いています。
現在、資源プラ協会では、新たな挑戦として「Cool Black Recycling」というプロジェクトが進行しています。
資源プラ協会といいますと、「資源プラの輸出に特化した国際的な資源循環を目指す組織」と思われる方が結構多いのですが、これは誤解です。
我々の取り組みは日本国内で循環するプラスチックリサイクルの仕組みを決して否定するものではありません。
社会や経済の情勢、再生原料に対する需要の動向などを十分に勘案し、「国内での資源循環の輪」と「国際的な資源循環の輪」の適切な住み分けと共存、そして双方の安定で持続的な発展を目指しています。
この「住み分け」と「共存」が最も国益に適った形であると確信しているからです。
その様な方針に基づき、資源プラ協会は、プラスチックリサイクルの専門家からなるタスクフォースを編成し、国内におけるプラスチックリサイクルに関する新たなビジネスモデルの調査研究プロジェクトに着手しました。
このプロジェクトこそが、「Cool Black Recycling」です。
Cool Black Recyclingの詳細は、資源プラ協会ホームページ内に設けた特設サイトをご覧下さい。
さて、このプロジェクトにおいて、なごやラボとしては科学的・技術的な立場からアプローチする事になりまして、その手始めとして、「プラスチック技術における“色の科学”のキホン」と「黒色成形品の科学的・技術的な意味」について動画の形でとりまとめ、会員の皆様に向けて配信する事に致しました。
後日、会員ページにおいて公開されると思いますが、ご参考にレジュメの一部を以下に示します。
プロジェクトの進行に伴い、特設サイトの方に成果等を掲載して参りますので、そちらの方もご覧頂ければと思います。
2025年、「資源プラ」に続く我々の“新たな挑戦”にご期待下さい!
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